« 第672回「そして、夏がおわる」 | TOP | 第674回「そして、夏がおわる3」 »
2016年09月04日
第673回「そして、夏が終わる2」
光があふれていました。予定通り16時に幕を開けたロケットマン・サマーフェスは、音と光と、そしてたくさんの愛情にあふれた空間になりました。
ロケデラ・メンバー3人によるDJリレー。徐々に会場に人が集まり、空気があたたまってゆく。ジョナサンがDJとして加わると、そこにセクシーな女性の影が。おかざきななさんの妖艶な踊り。そして、ホーン・セクションを従えた中塚武さんは、生音の迫力。恒例の「南の国から」で「ロケフェス」を実感。あらためて挨拶を終え、H ZETTRIOの圧巻のパフォーマンス。リオ・オリンピック閉会式でも彼らの音源が使用されていましたが、もはや世界に誇る日本のジャズバンド。その余韻が冷めやらぬうちに登場したのは、わざわざ南の島から駆けつけてきてくれた内藤聡子さん。登場時の風をまとった雰囲気はさすが。そして、コンビニにでも立ち寄るかのように下町感たっぷりに現れた、作家・平山夢明大先生。会場をうろうろしているだけで成立してしまう存在感。涼しげな浴衣で彩ってくれた日本合コン協会のみなさんと楽しそうにしていてなにより。
続いて登場したのは、ロケフェス初の海外アーティスト、リア・ドウさん。香港からやってきた彼女は、中国の歌姫フェイ・ウォンを母にもつ、期待のシンガー・ソングライター。19歳にして、仕上がっている世界観。オリジナル・ソングに加え、「イパネマの娘」のコラボでリオの風がそよぐ夕刻。ここからコラボブロックに突入。TFMの番組で秘書を務める浜崎美保さんとの「the sound of summer」で、せつないひと夏の恋。平野ノラさんの「OK!バブリー!!」でディスコの雰囲気に包まれたところで、DJ KOOさん登場。往年のヒットソングを絡めたロケフェス・ミックスは、「survival dance」で、会場のボルテージもマックス。前日、「明日の衣装どっちがいいかなぁ」とまるでデートの服が決まらない女性のようにメールをしてくるあたり、たまりません。
ヤングブロックは、「ロケッ」トレーナーを身にまとったMICOさん。アルバム収録の3曲にくわえ、直前にレコーディングした「MICO&RYO」による「だいえんじょう(仮)」。この世界観は、彼女にしか表現できません。続いて、「ロケッ」ラグランで登場した、トミタ栞さん。「Best days〜」を初披露すると、前夜ラジオゲストだった卓球さん提供曲をみんなで踊る。予想以上の運動量で、ラグランも汗だく。
若くてエネルギッシュなステージのあとは、ちょっぴり大人の香り。マライヤキャリー?いや、ガウちゃんによる「CLOSE TO YOU」、そして「BEYOND THE LIGHT」。光に照らされる彼女はまるで女神のよう。続く、傳田真央さんは、コラボ曲「we can feel it all over」のトロピカルミックス。もはや屋内にいることを忘れてしまうほど開放的な時間。
傳田さん&トミタさんによる、「上を向いて歩こう」は、涙がこぼれそうで大変でした。傳田さん&MICOさん&ガウちゃんによる「over the rainbow」は、まさしく虹のようにカラフルなステージ。どちらも、ロケフェスならではの光景。こうして、歌姫たちの共演がおわると、僕はDJブースでマイクを手にしました。
2016年09月04日 23:22
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.happynote.jp/blog_sys/mt-tb.cgi/131