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2019年03月22日

第783回「とんぶりの輪」

 

 遂に発売となりました。とんぶりの唄。もう届きましたでしょうか。すでに購入してくれた方、これからの方、本当にいつもありがとうございます。少しずつ、でも確実にとんぶりの輪が広がっていて嬉しいです。ジャケットもさることながら、開けるとさらにかわいいとんぶりが待っています。こんなかわいいキャラクターが生まれただけでも、作った甲斐がありました。

 リリース記念とんぶりパーティーにもお集まりいただきありがとうございました。急遽お願いして、とんぶりカクテルまで用意してもらいましたが、味はいかがでしたでしょうか。途中から手のひらに乗せて、フリスクのように食べていたら、だんだんクセになってきて、今ではこのままのプレーンとんぶりが好きになってしまいました。これが習慣となったら、体調もすこぶる良好でしょう。

 さて、映画は、「作って半分、売って半分」と言います。作品は、作ることと同じくらい、売ることも大切だということ。かつて、有名な脚本家の方に「視聴率は気にしますか?」と尋ねると、このような言葉が返ってきました。

「当たり前じゃない。せっかく大根作っても、誰も食べてくれなかったら悲しいでしょ」

 作った以上は多くの人に知ってもらいたい。せっかく作った料理を誰も口にしないのは勿体無い。やはり、作品は多くの人に触れられることが幸せなのでしょう。

 今回は、ラジオ番組を中心に回っています。曲はもちろん、食材としての「とんぶり」を知ってもらうことが目的ですが、現状、とんぶりの認知度はあまり高くありません。しかし、それはむしろチャンス。これだけ情報に溢れている時代に、まだ知られていないものがあるのは、むしろ素敵なこと。ラジオの電波に乗せて、地元の方はもちろん、全国にとんぶりの魅力を届け、とんぶりの輪を広げていけたら。そのための、とんぶりの唄。

 CMソングのアレンジをSNSでアップしましたが、あらためて音楽の力を痛感します。ハトヤもそうですが、アート引っ越しセンター、パンにはやっぱりネオソフト。最近ではトントントントン日野の2トン。人の頭に残るのは、やっぱりメロディー。もはや言葉から引き離すことができません。「とんぶり食べましょう」と、言葉だけでアピールするよりも、メロディーに乗せた方が心にも入りやすく、印象にも残る。そうして、いつの間にか、みんなの心の中にとんぶり愛が生まれている。

 海を越えて、とんぶりが愛される日。それくらいのポテンシャルはあると思っています。これだけ栄養価が高いのですから。夢は大きく広がりますが、まずは、地元の方と直接触れ合って、秋田の、そして大館の空気を感じてこようと思います。

 

 

2019年03月22日 08:08

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