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2009年01月25日
第346回「リニューアルしました!」
第346回「リニューアルしました!」いったいどこがリニューアルなのと思うでしょうが、でもタイトル通りリニューアルをしたのです。だから今回の週刊ふかわはこれまでのそれとは大きく違っています。それはある種革命的といっても過言ではないくらい、大きな変化です。気付きましたでしょうか。なにが変わったかというと、今まさにみなさんが目にしている文章は、僕自身があげた文章なのです。こんなことをいうと、やっぱり自分で考えていなかったのかとゴーストライター的なものを想像するかもしれませんがそうではなくて、これまでは管理する人に原稿を渡して、たとえば日曜日の11時というような時間設定でサイトに掲載されるというシステムだったのですが、今回からそういうのをやめて自分で直接あげることになったのです。早いはなし、ブログっぽくなったということです。
これまでのシステムだとどうしても人為的、機械的ミスが起こりやすく、少なからず読者のみなさんに迷惑がかかってしまっていたので、このような手段を選びました。意識的に内容を変えるつもりはないですが、こういったことが文章のどこかに反映されたりするものです。また、もしかすると土曜日にあがっていたり火曜日にあがっていたりすることも将来的には起こりうるかもしれません。そんなワクワク感もプラスされ、また皆さんの感想もより直接的に僕のところに届くようになるので、一言でももらえると嬉しいです。それを掲載するかは検討中ですが。
このように、基本的にはプラスに働くリニューアルだと思っているのですが、メールマガジンの配信に関しては、やがて終了する予定です。これまでのようにメールで受信するカタチはなくなり、「パソコンやケータイで閲覧する」のみになります。そもそもツタヤオンラインで3ヶ月契約のメールマガジンとしてはじまった「週刊ふかわ」がそもそものはじまりなので、ちょっと寂しい気もしなくはないですが、今後スムーズに展開していくための前向きな終了と捉えてください。おそらく2月いっぱいは配信されると思いますが、突然それがなくなったら、そういうことになります。
日曜日に不釣合いなとても業務的な内容になってしまいましたが、どこかでリニューアルしなければと思っていたのがこのタイミングになったわけです。今後も週刊ふかわをよろしくおねがいします。
PS:mixiはじめました。別の名前ですがすぐに見つかると思います。あと、2月28日に行われる第一回フニオチコンテスト出場者募集しています。(2月7日まで)チケットはなくなりそうなので、もし観覧希望の方はお早めに!
「第1回フニオチコンテスト〜腑に落ちないことが多いから〜」
公演日:2009年2月28日(土)
開場:13:30 開演:14:00
会場:きゅりあん小ホール(品川区立総合区民会館)
JR/東急・大井町駅前
前売:全席自由1500円/当日:全席自由1800円
出演:ふかわりょうと全国のフニオチさん、他ゲスト多数
主催:日本フニオチ協会
協力:ワタナベエンターテインメント
問い合わせ:ライブ事務局03-3746-1154(平日16〜17時)
チケット購入方法は以下の通りです
(1)ローソンチケットサイト( http://l-tike.com/ )にて
Lコード(33250)もしくは「フニオチ」で検索してください
(2)電話受付にて
0570-084-003にダイヤルし、Lコード(33250)を入
力してください
(3)ローソン店頭「Loppi」にて
詳細はコチラ
2009年01月18日
第345回「How you say is more important than what you say.」
なんだか英語の教科書に出てくるような堅苦しい英文に拒絶反応な人もいるかもしれませんが、これは教科書や参考書からの引用でも偉人の言葉でもなく、ある34歳男性のケータイの未送信メールの中にある大量に書き留められた言葉のひとつです。
なんとなくは感じているのでしょうが、それを言葉で表現している人はほとんどいなく、テレビでもこのことについて言及している人を見かけないので、僕としてはどうして言わないのだろう、気付いてないのかなと不思議でならなかったのですが、とても大切なことだと思うのでここで話したいと思います。
「あなたがどのように言うかは、あなたがなにを言うかよりも重要だ」
なぜこれを英語にしたのかは置いておいて、タイトルを訳すとこのようになります。もう少しシンプルに言えば、「言う内容よりも言い方のほうが重要」といったところでしょうか。
たとえば禁煙エリアにもかかわらず道端でタバコを吸っている若者がいるとします。当然それはよくないことですが、だからといってそれを発見したおじさんが注意しようと「おいお前!ここは禁煙なんだからダバコ吸うんじゃねー!」と言ったとします。確かにルールを破っているのはタバコを吸っている若者なのでこう言われても仕方なさそうですが、この場合、どちらも間違っています。タバコの男性も注意したおじさんもダメなのです。いくら相手がルールを破っているからといって、乱暴に注意をする資格なんて誰にもないのです。乱暴に注意した時点でそのおじさんも、タバコを吸った人同様に人に不快な行為、たとえば「死ね」という言葉を発するのと同じです。「乱暴に注意をすることは、乱暴な言葉を発する以上に乱暴をしている」のです。
また性質が悪いのは、どさくさにまぎれて自分のストレスも一緒に詰め込んでしまう人です。普段のイライラも一緒にその若者に対して「おいお前!」と、自分が正義だから守られていると誤解して、注意に自分の怒りを上乗せするのです。こういうことが社会ではよくあって、ルールを取り締まる人はこの手のタイプが多いです。立場や権力を利用して、自分のストレスを無意識に上乗せして注意する。これじゃ世の中よくなりません。
言葉というのは不思議なもので、どんな言い方でも相手の心に届くわけではなく、相手の耳には届いても、それが心に響くかどうかはその人の言い方、表現の仕方によるのです。同じ荷物でも、両手で差し出されるのとドンと投げ捨てるように置かれるのとでは全然違うように、言葉という「想い」を伝える際の運搬の仕方はとても重要なのです。
どんなに素敵な歌詞でも、いいメロディーがついてこなければ、いくら大声で叫んでも人々の心に響きません。言葉は音楽と同じで、心地良いメロディーに乗せなければ心まで届かないのです。それは声のトーンだけでなく、表情も。理屈は脳に届いても心には届きません。人は感情に左右されるのだから、脳でなく心にうったえないとダメなのです。ネットですぐに殺伐とした空気がながれてしまう理由の多くは理屈だけが横行するからでしょう。
「How you say is more important than what you say」
あえて英語にしたのは、比較内容が目で見てわかりやすいからです。どんなに内容が正しくても言い方が間違っていたらそれは間違ったことを言っているのと同じ。どんな正義を貫いても、その伝え方が間違っていたら、それは正義ではない。相手を傷つける権利・資格はどんなときにもどこにも存在しないのです。この未送信メールを世界中の人たちに送ることができたらいいのだけど。
2009年01月04日
第344回「個人的なお知らせ〜後編〜」
腑に落ちない人たちが集まったらどうなるだろう。腑に落ちないことをみんなで発表しあったらどうなるだろう。そんなことを考えていたら止まらなくなり、気付いたら会場を押さえていました。
ということで、突然ですが「腑に落ちない」人たちが一堂に会す「第一回フニオチコンテスト」を開催することになりました。腑に落ちない世の中だから、いっそみんなで分かち合おう、ということです。大声コンテストやミスコンテスト、発毛コンテストなど様々なコンテストがありますが、それの「腑に落ちない」バージョンです。NHKののど自慢大会のようなものをイメージしてもらえればわかりやすいかもしれませんが、参加者が歌を歌うのではなく、腑に落ちないことをみんなに伝えるのです。
年齢も性別も国籍も問いません。ただ、胸につっかかっている腑に落ちないこと、「フニオチ」を持参してもらえればいいのです。コンテストなので優勝者も決めます。審査員もいます。だからといって、話が上手である必要はまったくありません。厳しい目で見るわけではなく、みんなで楽しく「フニオチ」を堪能し、最終的に、かなり独断と偏見で、日本で最も腑に落ちない人を決定します。
また、このコンテストは、芸能人としてというよりもひとりの人間として、組織というよりも個人的な活動の色が強く、手作り&手探り感満載なイベントになることが予想されますが、参加した人たちの心が少しでも穏やかになればと思っています。
みなさんの選択肢は3つです。ひとつは、ステージの上で日頃感じているフニオチな話を発表する。もうひとつは、発表はしないけど会場でフニオチを味わう。もうひとつは、まったく興味を示さない。ちなみに第一回とは言うものの、第二回がある保証はどこにもありません。気持ち的には、いつしか武道館までいきたいところですが。
さぁ、アナタも日頃溜まっているフニオチをぶちまけてみませんか。そしたらちょっとだけすっきりするはずです。いま、もっとも腑に落ちないのは、アナタかもしれない!!
「第一回フニオチコンテスト」
目的:世の中、腑に落ちないことが多いから
公演日:2009年2月28日(土)
開場:13:30
開演:14:00
会場:きゅりあん小ホール(品川区立総合区民会館)JR/東急大井町駅前
入場料:前売/全席自由1500円(コンテスト出場者は不要です)
出演:ふかわりょうと全国のフニオチさん、他ゲスト多数
主催:日本フニオチ協会
協力:ワタナベエンターテインメント
詳しくは、コチラに掲載中です。アナタのフニオチ、聞かせてください。素晴らしき慣用句へのリスペクトを込めて。